ゼレンスキー大統領、欧州連合のウクライナ支援協定を称賛、米国の決定を待つ

ジャカルタ - ウクライナは木曜日、欧州連合が大規模な支援策を承認したことを賞賛し、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、この支援はロシアと米国の両国に対する「明らかなシグナル」であると述べた。

同政権は、ロシア侵攻から今月で2周年を迎えるのを前に、この合意はウクライナの安定にとって「非常に重要」であると述べた。

ロイター通信が2月2日に報じたところによると、ゼレンスキー大統領は夕方のビデオ演説で、「これは、ヨーロッパが断固として立ち向かい、クレムリンが計画したいかなる破壊的な波によっても打ち破られることはないというモスクワへの明確な信号だ」と述べた。

「同時に、これは大西洋を越えた明確なシグナルであり、ヨーロッパが自らの責任、安全保障上の責任、強い責任を負っていることのシグナルだ。われわれは米国の決断を待っている」と述べた。

一方、ユリア・スヴィリデンコ第1副首相はロイターに対し、木曜日に承認された欧州連合(EU)の500億ユーロの4年間パッケージのうち、政府は今年180億ユーロを受け取る予定だと述べた。 45億ユーロの最初のトランシェは3月に行われる予定だ。

経済相も務めるスヴィリデンコ氏は「マクロ経済の安定を維持することはわれわれにとって非常に重要だ。これは経済成長の前提条件だ」と述べた。

「この安定性を維持するにはパートナーの支援が非常に重要だ」と同氏は強調した。

同氏は、アンクル・サムの国が欧州連合の措置に従うことを心から望んでいるとも付け加えた。

ウクライナが年金基金、公共部門の給与、社会的・人道的支出を西側の資金で賄うために西側同盟国からの財政支援に依存していることは知られている。

2022年2月24日にロシア侵攻が始まって以来、キエフは欧州連合からの275億米ドルを含む約736億米ドルの国際金融援助を受けている。