ミャンマーの高官、軍事政権は一時的な権力しか握っていないと述べ、軍と国民の団結を呼び掛ける

ミャンマー軍事政権の指導者、ミン・アウン・フライン上級大将。(ウィキメディア・コモンズ/Mil.ru)

ジャカルタ - ミャンマーの上級大将は水曜日、軍事政権は民主主義を強化する目的で一時的に権力を握っているに過ぎないと述べ、選挙計画を阻止しようとする武装集団と戦うために社会と軍の団結を呼びかけた。

2021年にクーデターを主導したミン・アウン・フライン上級大将は、毎年恒例の国軍記念日のパレードで、反対派は外国の支援を受けており、国を破壊し、ミャンマーを民主的な統治に戻す計画を阻止しようとしていると述べた。

ロイターが3月28日に報じたところによると、同大将は首都ネピドーで兵士らに「軍、警察、人民民兵は平和と安定の回復に取り組んでいる」と語った。

「軍と国民の団結が必要だ」と同大将は述べた。

ミン・アウン・フライン上級大将はさらに、反対派は暴力行為、略奪行為、憎悪の拡散を行っており、軍は国際ジャーナリストやソーシャルメディアユーザーによるフェイクニュースの標的になっていると述べた。

「一部の大国は、軍と戦う武装集団を支援することでミャンマーの内政に干渉しようとしている」と同氏は付け加えた。

同氏はまた、新たな軍徴兵の一環として退役軍人に再入隊を促した。

「彼らはさまざまな方法でこれらの組織を支援している。彼らは国民の利益を守る組織を破壊し弱体化させようとしている。だから治安部隊のメンバーは団結する必要がある」と同氏は説明した。

また、2020年の選挙が不正によって汚され、投票の約30％が無効となったため、軍が権力を掌握したと繰り返した。

しかし、圧倒的な票差で勝利したアウンサンスーチー氏の政党は、容疑を否定した。スーチー氏は現在投獄されており、さまざまな罪で懲役27年の判決を受けている。

ミン・アウン・フライン首相は以前、時期は未定だが、次回の選挙はより包括的な混合比例代表制の下で実施されると述べていた。