パキスタンでバスが渓谷に転落、乗客28人死亡、10人重傷

ジャカルタ - パキスタンのバロチスタン州山岳地帯で、バスが渓谷に転落し、乗客28人が死亡した。

現地時間5月29日水曜日の朝、トゥルバト市から州都クエッタに向かうバスで事故が発生した。

パキスタンのワシュク地区の政府保健当局者、ヌールラ・エッサザイ氏は、28人の死者に加え、重傷を負った乗客数人が集中治療室に搬送されたと述べた。

「病院で治療を受けている重傷の乗客8~10人はヘリコプターでクエッタ(地区)に搬送される予定。その間、残りの乗客はフズダルの病院に移送される」とエッサザイ氏は述べたと、5月29日水曜日のアルジャジーラが報じた。

一方、ワシュクの政府当局者、ムハンマド・イスマイル氏は、乗客54人を乗せたバスが橋に衝突し、岩だらけの渓谷に転落したと述べた。死亡した犠牲者にはバスの運転手も含まれていた。

パキスタンのシェバズ・シャリフ首相は声明で、この事件に対する哀悼の意を表した。同首相は当局と関係当局に対し、この事故への迅速な対応を求めた。

「私たちはこの困難な時期に遺族の側に立っており、心からお悔やみ申し上げます」とパキスタン首相は声明で述べた。