イスラエル首相府がガザの人質の数を初めて発表、イスラエル国防軍は位置情報を持っていないことを認める

ジャカルタ - イスラエル当局は、ガザ地区内で紛争が勃発して以来、ガザ地区で拘束している人質の正確な数を初めて発表したが、軍は人質の所在と場所に関する完全な情報を持っていないと認めた。

1月18日のCNNからの引用によると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相事務所は水曜日、10月7日の攻撃でガザで253人が人質になったと発表し、初めて正確な数字を発表した。

ネタニヤフ首相事務所によると、イスラエルは以前、その数は「250人以上」だと述べていた。

これとは別に、イスラエル国防軍(IDF)報道官のダニエル・ハガリ少将は、軍はガザ地区の人質全員がどこに拘束されているかについての情報をまだ持っていないと述べた。

ハガリ少将は記者会見で、イスラエル国防軍が「人質に関する諜報情報を構築するためにあらゆる努力をしている」と述べた。

「我々は入手した情報に基づいて(ガザでの)戦闘を調整している。国民に言わなければならないが、我々は人質の全容を把握していない」とタイムズ・オブ・イスラエル紙が引用した同氏は語った。

「私たちは、情報の面から、全体像を完成させるために作業を続けています」とハガリ氏は続けた。

同氏は、人質を本国に送還する取り組みがIDFの最優先事項であり、これには諜報活動や作戦行動も含まれると述べた。

同氏は、ハマスに対する軍の地上攻勢に言及し、「最も重要なことは、現地で理想的な状況を作り出すことだ…そうすれば、人質を本国に送還する行動がとれるようになるだろう」と述べた。

昨年10月のイスラエル南部への攻撃では、ガザで活動するハマスやその他の過激派が奇襲攻撃で人質を取り、約1200人を殺害したことが知られている。

人質の解放と1人の救出後、イスラエルは現在、ガザ地区で依然として約132人の人質が拘束されており、そのうち105人が生存し、27人が死亡していると考えている。