ドイツ外務大臣、習近平国家主席を中国の独裁者と呼ぶ:公然たる挑発
ジャカルタ - 中国は、ドイツの外務大臣が習近平国家主席を「独裁者」と呼んだことを受け、公然かつ不当な政治的挑発であると考え、ドイツに対して強く抗議した。
ドイツのアンナレーナ・バーボック外務大臣は先週、ロシアのウクライナ戦争について問われたフォックスニュースの生インタビューでこのことに言及した。
「もしプーチンがこの戦争に勝てば、それは中国の国家主席と同様に、習のような世界の他の独裁者にとっても兆候となるのだろうか?」ロイター通信が9月19日に報じたように、彼女はこう語った。
これに対し、中国外務省の毛寧報道官は、バーボック外相の発言は「全く不合理」であり、中国の政治的尊厳を侵害していると述べた。
毛沢東氏は定例記者会見で「これは公然たる政治的挑発だった」と述べ、中国がドイツに対して抗議を行ったと付け加えた。
バーボック外相自身も中国を声高に批判していることで知られる。
同氏は8月、中国が「この世界で私たちがどのように共生するかの基盤そのもの」に挑戦を突きつけていると述べた。
同氏は以前、中国訪問の諸相を「驚く以上に」と表現し、中国政府がますますライバルになってきていると述べた。
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習主席を独裁者と呼んでいるのはバーボック外相だけではない。 7月には、アントニー・ブリンケン米国務長官が両国関係の安定化を目的とした中国訪問を終えた翌日、ジョー・バイデン米国大統領も習氏を「独裁者」と呼んだ。