マクロン仏大統領、ロシアとの対話継続の必要性を主張

ジャカルタ - フランスのエマニュエル・マクロン大統領は日曜日、ロシアとの対話は維持されなければならないと述べた。

「ロシアとの交渉の扉を開いたままにしたのは正しい判断だった」とマクロン大統領は5月6日、TASSが引用した日刊紙ラ・トリビューンとのインタビューで述べた。

「さもなければ、国際秩序と平和と安全を放棄することになる」とマクロン大統領は続けた。

しかし、マクロン大統領は同時に、ロシアに対して「戦略的曖昧さ」政策を継続する必要があるとも指摘した。

4月下旬、マクロン大統領はパリのソルボンヌ大学で講演し、ウクライナ紛争が終結したら、欧州はロシアとの関係構築に備えなければならないと述べた。

マクロン大統領はまた、ロシアの弾道ミサイル攻撃の技術力と射程距離が欧州諸国を危険にさらしていると述べた。

「ウクライナに関しては、この国が我が国の国境から約1,500キロ(932マイル以上)離れているため、欧州の人々の安全が危うい」とマクロン大統領は説明した。

「もしロシアが勝てば、ルーマニア、ポーランド、リトアニア、そして我が国の安全が一瞬にして失われるだろう」と彼は続けた。

「ロシアの弾道ミサイル攻撃の威力と射程は、我々全員を危険にさらしている」とフランス大統領は付け加えた。

これに先立ち、ロシア大統領報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、ロシアはヨーロッパの誰にも脅威を与えておらず、モスクワに対しても同様の態度を取ると予想していると述べた。