イスラエルによるイラン大使館への攻撃は国際法と国連憲章に違反、インドネシア:平和の見通しを根絶
ジャカルタ - インドネシア政府は外務省を通じて、シリアのダマスカスにあるイラン大使館へのイスラエルの攻撃を非難し、この攻撃は紛争の激化を招き、この地域の平和の見通しを消し去る可能性があると評価した。
「インドネシアは、イスラエルによるダマスカスのイラン外交施設および施設への攻撃を強く非難する」と、外務省は4月2日火曜日にソーシャルメディアXに投稿した。
イスラエルのものとみられる軍用機が月曜日、シリアのダマスカスにあるメゼにあるイラン大使館を爆撃した。イランは、この攻撃で上級司令官2名を含む軍事顧問7名が死亡したと発表しており、イスラエルと地域の敵国との戦争が大きくエスカレートした。
「この攻撃は国際法および国連憲章に違反する。この攻撃は、紛争の激化を招き、この地域の平和の見通しを消し去る可能性があるイスラエルの多くの行動の1つである」と外務省は述べた。
イランのシリア大使は、攻撃は大使館敷地内の領事館ビルと最上階2階にある大使公邸を襲ったと述べた。
ホセイン・アクバリ大使は、この攻撃はイスラエルの責任だと非難し、このビルは「イスラエルのF-35戦闘機から発射されたミサイル6発の標的となった」と述べたとCNNが伝えた。
一方、イラン革命防衛隊(IRGC)は声明で、この攻撃でイランの軍事顧問7人が死亡したと発表。この中には、IRGCのエリート部隊であるコッズ部隊の上級司令官、モハマド・レザ・ザヘディ准将も含まれている。
また読む:
IRGCは、モハメド・レザ・ザヘディ准将のほか、ハディ・ハジ・ラヒミも攻撃で死亡したと述べた。
国営通信社IRNAが月曜日の夜に発表した声明によると、ハジ・ラヒミはシリア首都のイラン領事館ビルへの攻撃で死亡した2人目の上級司令官であることが確認された。タスニム通信によると、ハジ・ラヒミ氏はコッズ部隊の調整役と伝えられている。
革命防衛隊の声明では、攻撃で死亡した他の5人の幹部、ホセイン・アマン・エラヒ氏、メフディ・ジャララティ氏、モフセン・セダガト氏、アリ・アガババエ氏、アリ・サレヒ・ルーズバハニ氏の名前も挙げられている。