韓国、KF-21戦闘機プロジェクトに関連した技術窃盗容疑でインドネシア技術者を捜査

ジャカルタ - 韓国当局は、開発中のKF-21戦闘機に関連する技術を盗んだ疑いで多数のインドネシア人技術者を捜査していると、複数の関係筋が金曜日に明らかにした。

国防調達計画総局(DAPA)と国防対諜報司令部(DCC)の関係者によると、韓国航空宇宙産業(KAI)に派遣された技術者らは、KF-21の開発データをUSBに保存していた疑いがあるという。

2月2日、コリア・タイムズが報じたところによると、「保存されたデータに戦略的技術が含まれているかどうかを調べる調査が現在行われている」と匿名を条件に事情に詳しい関係者が述べた。

国家情報局とDCCの調査チームはデータを調査し、インドネシア人技術者の韓国出国を禁止した。

これを確認して、インドネシア外務省はニュースを確認すると述べた。

インドネシア外務省のラル・M・イクバル報道官はショートメッセージで確認し、「（ニュースは）聞いていない。確認する」と述べた。

一方、インドネシア国防省はこの件に関して確認したところ、回答をしていない。

インドネシアは韓国とのKF-21戦闘機開発プロジェクトのパートナーであることが知られている。約8兆8000億ウォン（約100兆ルピア）のプロジェクト総額のうち、インドネシアは2015年に開始されたプロジェクトへの資金調達の20％を担当している。インドネシアはこれまでに2783億ウォンを支払ったと言われている。

CNNインドネシアの引用として、インドネシア国防省技術防衛局長デディ・ラクモノ氏は先月、インドネシアはこの協力を継続することに尽力していると述べた。これは韓国が資本分配金の不足を主張した後に伝えられた。

デディ氏は「われわれは今後も韓国との協力を継続することに尽力する」と述べた。

韓国が今年後半にKF-21戦闘機の生産を開始し、2032年までに120機のKF-21を保有することを目標にしていることが知られている。