ネタニヤフ首相は戦争継続の意向、ルトノ外相「安保理がこの脅威を無視するのか理解できない」

ジャカルタ - インドネシアのレトノ・マルスディ外相は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が停戦後も戦争を継続したいと述べ、ガザで暴力が再び起こらないよう国連安全保障理事会が行動することを望んでいるとの発言に驚きを表明した。

現地時間水曜、米国ニューヨークで開催された国連安全保障理事会会議に出席したイスラム協力機構(OIC)の多くの加盟国の外相は、イスラム協力機構(OIC)のパレスチナ支持を改めて表明した。ルトノ外務大臣は、11月11日にリヤドで開催されるサミットにおけるOIC指導部の使命について述べた。

ルトノ外務大臣は、国連安全保障理事会会議でインドネシアの国家的立場を伝える際のスピーチの中で、インドネシアの存在は歴史の正しい側にあり、正義と人道を守ることであると述べた。

「私はガザの現状を心配している。ヨルダン川西岸でのパレスチナ人への攻撃の増加も心配している。もしイスラエルが釈放した捕虜の数がヨルダン川西岸での新たな逮捕者数と同程度か多かれ少なかれであるならば」 、問題は何の意味があるのか​​ということです。」ルトノ外務大臣は、11月30日木曜日、インドネシア外務省の声明で述べた。

同氏はさらに、インドネシアはパレスチナ過激派組織ハマスとイスラエルの間の現在の停戦を歓迎すると述べた。

「しかし問題は、これで十分なのかということだ。インドネシアは、これでは十分ではないと考えている。なぜなら、人道的一時停止は、本当に状況を作り出すにはまだ狭くて脆弱だからだ」

ルトノ外相は「ガザは継続的に改善されるだろう」と述べた。

この際、ルトノ外相はまた、ガザでの停戦終了後も全力で軍事作戦を継続したいと述べたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の声明を引用した。

「私は、このような声明は理解できないと言います。また、人類に対するこの脅威が最終的に現実になることを安保理が容認するのかどうかも理解できません。安保理はガザでの暴力の再発を阻止できなければなりません」とルトノ外相は強調した。

昨日、ネタニヤフ首相は、これまで6日間続いているハマスとイスラエルの間の停戦を受けて、戦争を継続する意向を改めて表明した。

「最後まで戦争に戻らないわけがない。これが私の政策だ。内閣全体が支持し、政府全体が支持し、軍が支持し、国民が支持する。これは正しいことだ」と述べた。ロイター通信が引用したように述べた。