ジャカルタ - ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩委員長が署名した共同防衛協定は、長年の主要同盟国である中国との摩擦を引き起こす可能性があると、米軍高官が日曜に語った。
「今、別の勢力が介入してきている。そのため、(中国)とロシアの間にもう少し摩擦が生じるかもしれない」と、米空軍の統合参謀本部議長であるC.Q.ブラウン大将は6月24日、ロイター通信に語った。
「だから、この3カ国がどうなるか、どうなるか、興味深いところだ」とブラウン大将は付け加えた。
アナリストらは、水曜日に署名された協定は、中国の2つの隣国に対する影響力を弱める可能性があり、不安定さが増すことで、中国の世界経済および戦略的野望が損なわれる可能性があると述べている。
プーチン大統領は木曜日、ロシアが北朝鮮に武器を供給する可能性があると述べ、ウクライナへの武器供給に対する鏡像的な対応を示唆した。
ブラウン将軍は、この合意に対する米国の懸念を認めた。
しかし、彼はまた、この合意には明らかな限界があることを指摘し、モスクワが北朝鮮に「すべて」の望みを与えるとは考えられないと述べ、その主張を和らげた。
ワシントン当局者は、北朝鮮がロシアの戦闘機、地対空ミサイル、装甲車、弾道ミサイル製造設備や資材、その他の先進技術の獲得に熱心だと考えていると述べている。
「この合意から私が得たフィードバックは、これは幅広く緩い結びつきの合意であり、北朝鮮は協力したいが手を縛られたくないという兆候を示している」とブラウン将軍は述べた。
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プーチン大統領と金正恩委員長が水曜日に署名した包括的戦略協力協定の一部であるこの協定は、どちらか一方が武力攻撃を受けた場合、双方が相手に即時の軍事支援を提供することを義務付けている。
プーチン大統領は、北朝鮮との協力が西側諸国に対する抑止力となることを期待しているが、ウクライナ戦争に北朝鮮軍を使う必要はないと述べた。
米国とウクライナは、北朝鮮がロシアに大量の砲弾と弾道ミサイルを提供したとしているが、モスクワと平壌はこれを否定している。
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