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ジャカルタ - ウクライナの国家安全保障機関は、火曜日に行われたロシア大統領就任式でのウラジーミル・プーチン氏の贈り物として、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領とキエフの諜報機関高官の暗殺を計画していたロシアの工作員2人を阻止し、逮捕することに成功した。

逮捕された2人はウクライナ国家警備隊の大佐で、ロシア連邦保安局(FSB)に採用され、機密情報をモスクワに漏らしていたと、ウクライナ保安局(SBU)がテレグラムアプリで発表した。

SBUは、2人の工作員は大統領警護隊に近い人物を見つけ、ゼレンスキー大統領を人質に取って殺害する任務を負っていたとSBUの声明で述べたが、どの時点で計画が阻止されたかについては説明していない。

「プーチン大統領就任式への贈り物として用意されたはずのテロ攻撃は、ロシアの特殊機関の失敗だった」と、SBU長官のワシル・マリウク氏はテレグラムで述べたとロイター通信は5月7日に報じた。

SBUによると、スパイらはゼレンスキー大統領に加え、マリウク氏と軍事情報機関長官のキリロ・ブダノフ氏も「失踪」させる計画を立てていた。

実際、ブダノフ氏の殺害は5月5日の正教会の復活祭の日曜日前に起きるはずだったと、同機関は付け加えた。

SBUによると、スパイらはロシアにブダノフ氏の居場所を知らせ、ミサイルやドローンによる攻撃を仕掛けようとした。

逮捕された男の1人は、作戦のためにドローンや爆発物の輸送と保管に関わっていたと、同機関は付け加えた。

先月、クレムリンは、ゼレンスキー大統領暗殺計画を準備するためロシア諜報機関に協力したとされる男がポーランドで逮捕された件について質問されたが、コメントを拒否した。

2年以上続いているロシアの侵攻を撃退する取り組みを主導してきたゼレンスキー大統領は、昨年秋、大統領の治安部隊が少なくとも5件のロシアによる暗殺計画を阻止したと発言したことが知られている。

ウラジミール・プーチン氏は3月に行われた大統領選挙で87.28%の得票率を獲得し、火曜日にクレムリンで5期目の大統領に就任宣誓した。この就任式は新たな6年間の任期の始まりとなる。


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