ジャカルタ - 米国司法省の起訴状によると、日本の組織犯罪シンジケートのリーダー容疑者が、ミャンマーの民族反政府勢力のリーダーから兵器級核物質を売ろうとした罪で起訴された。
2022年に麻薬と武器密売の陰謀容疑で逮捕されたヤクザのリーダーとされる海老沢武氏は、大量の武器と引き換えにイランの将軍と思われる人物に核物質を売ろうとした疑いで、複数の新たな罪に問われている。
新しい起訴状によると、海老沢は2020年に麻薬取締局の機密情報筋と麻薬取締局の秘密捜査官に対し、売りたい核物質にアクセスできると話し、ウランの買い手がいるかどうか尋ねたとCNNが2月22日に報じた。
起訴状によると、海老沢被告は「放射線を測定するガイガーカウンターで岩石物質を描いた」画像を送ったほか、海老沢被告が「放射性元素トリウムとウランの存在を示す」実験室分析を行った内容のページも送ったという。
この潜入捜査官は、海老沢がイランの将軍を装った別の秘密情報源に資料を販売するのを手伝うことに同意したと言われている。
代理人は海老沢氏にこの物質が核兵器に使用できるかどうか尋ね、イランは「核兵器のために」それを必要としていると述べた。
起訴状によると、海老沢被告は「私はそう思うし、そう願っている」と述べた。
起訴状によると、海老沢被告は2021年、ミャンマーの反政府勢力の匿名指導者である潜入捜査官に対し、大規模な武器購入資金として海老沢を通じて架空のイラン将軍にウランを含む核物質を販売する可能性があると告げたという。
ビデオ録画の中で、反政府勢力指導者の代理人は、指導者が数千キログラムの核物質を保有しており、指導者が支配する領域内で「最大5トンの核物質を生産する可能性がある」と主張した。
電話中、DEA潜入捜査官はイランからの武器とウランを交換することについて質問したが、ブローカーと指導者はこれに同意した。
起訴状によると、タイの法執行機関は2022年、ブローカーが以前に捜査員に見せた核サンプルを発見し、米国当局に引き渡したという。
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一方、サンプルを検査した核科学捜査研究所は、サンプルにはウラン、トリウム、プルトニウムが含まれており、プルトニウムは兵器に使用される可能性があることを発見した。
起訴状には、サンプル中に見つかったプルトニウムについて「十分な量が生産されれば、核兵器での使用に適しているだろう」と述べられている。
ロイター通信が伝えたところによると、マシュー・オルセン司法次官補は「この取り組みが成功した場合の結果を想像すると恐ろしい」と語った。
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