ジャカルタ - ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍が集中している地域の状況は非常に困難である一方、ロシアはウクライナへの援助の遅れを利用していると述べた。
ゼレンスキー大統領は、2022年にウクライナが奪還したが、ここ数カ月ロシア軍が積極的に抵抗している北東部のクピアンスク地区の最前線を訪れた後にこの発言をした。
同氏の訪問は、ロシアが数カ月間の激しい戦闘の末、さらに南のアヴディイウカを占領した数日後に行われ、9カ月間で最大の前線前進となった。
ロイター通信が2月20日に報じたところによると、ゼレンスキー大統領は「現在、前線のいくつかの地域、まさにロシア軍が最大限の予備力を集中している場所で非常に困難な状況にある」と述べた。
同氏は「彼らはウクライナへの援助の遅れを利用した。これは非常にデリケートな問題だ。大砲の不足、最前線の防空兵器と長距離兵器の必要性だ」と説明した。
ゼレンスキー大統領はこれまで、米議会がウクライナ支援を含む大規模支援策を支持すると自信を表明していたが、議員間の意見の相違により延期された。
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これとは別に、ジョー・バイデン米大統領は月曜日、資金法案について話し合うためにマイク・ジョンソン下院議長と会談する用意があると述べ、共和党が支援策に反対したのは間違いだったと付け加えた。
米上院は今月、ウクライナへの資金を含む950億ドルの支援策を可決した。しかし、ジョンソン首相は、共和党が219対212の大差で多数を占めた下院での採決に持ち込むことを拒否した。
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