ジャカルタ - レバノンのナジブ・ミカティ暫定首相は、国連高官との会談で、レバノンはイスラエルとの南部国境の長期安定について協議する用意があると述べた。
ミカティ首相官邸は声明で、ベイルートでジャンピエール・ラクロワ国連平和活動担当副事務総長と会談し、レバノンがイスラエルと国境を接する「南レバノンの長期安定プロセスを達成するための交渉に入る用意がある」ことを再確認したと発表した。
ロイター通信が1月10日に報じたところによると、ミカティ首相は「我々は恒久的な安定を求め、永続的な平和的解決を求めたが、その代わりに国際特使を通じてレバノン戦争についての警告を受けた」と述べた。
「これらの代表者たちに私が繰り返し申し上げる立場は、あなたは破壊という考えを支持しますか?ガザで起こっていることは容認できるものですか?」彼は続けた。
しかし、ミカティ首相の声明では、交渉が直接的か仲介的かなど、レバノンがどのような種類の交渉を行うかは明記されていない。
昨年10月7日にハマス武装勢力がイスラエル南部地域を攻撃して以来、レバノンの武装組織ヒズボラがレバノン南部国境でイスラエル軍と銃撃戦を行っていることが知られている。
国境での暴力の激化により、双方から数万人が避難を余儀なくされ、紛争が激化するのではないかとの懸念が高まっている。
イスラエルは、ヒズボラによる北部住民への砲撃を阻止し、ヒズボラを国境から追い出す機会を外交に与えていると述べ、その目標を達成するために行動を起こすと軍に警告した。
一方、ヒズボラは全面戦争は望んでいないが、イスラエルが戦争を始めれば躊躇しないと述べている。
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昨年、米国のアモス・ホッホシュタイン特使は、イスラエルとレバノンの間に海上国境を確立する2022年の合意を仲介した後、イスラエルとレバノンの間に陸上国境を引く協議の可能性を示唆した。
現在の両国間の境界線はブルーラインとして知られており、2000年にイスラエル軍が南レバノンを去った際の撤退ラインを示す国連地図上の国境である。
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