ジャカルタ - 米国は、国民に対スパイ活動への参加を奨励する中国の呼びかけに懸念を表明し、中国政府の拡大された反スパイ法の施行を注意深く監視していると述べた。
中国国家安全省は火曜日、個人が不審な活動を報告するためのルートを創設することや、報告した人たちに報酬を与えることなど、国民に対スパイ活動への参加を奨励すべきだと述べた。
同省は、一般人が対スパイ活動に参加するのが「普通」となる制度を創設する必要があると述べた。
これは、7月に発効し、国家安全保障に関連すると思われる情報の転送を禁止する中国の反スパイ法の拡大を受けたものである。
これは米国にとって懸念材料であり、米国は中国に進出している外国企業が通常の事業活動で罰せられる可能性があると警告している。
米国国務省のマット・ミラー報道官は記者会見で、「我々はこれについて懸念を抱いており、確かに国民が互いにスパイし合うよう奨励することは大きな懸念事項だ」と語った。ロイターから引用、8月3日。
同氏は、「われわれはこれまでと同様、中国の新たな対スパイ法施行を注意深く監視している。この法律は、書かれているとおり、スパイ活動とみなされるあらゆる活動の範囲を大幅に拡大するものだ」と述べた。
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竹カーテンの国は近年、スパイ容疑で数十人の自国民と外国人を逮捕、拘留しており、その中には3月に日本の製薬会社アステラス製薬の幹部も含まれている。
一方、国家機密を他国に漏洩したとして中国から告発されたオーストラリア人ジャーナリストのチェン・レイ氏は、2020年9月から拘束されている。
中国がスパイ活動の脅威にさらされているとの主張は、西側諸国、特に米国が中国をスパイ活動とサイバー攻撃で非難している中で行われたが、中国政府は否定している。
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