【ジャカルタ】岸信夫日本の防衛大臣は、中国とロシアの策略が東アジアの安全保障上の懸念を強めたと述べた。彼は、核保有国が国際規範を変えようとする中、東京が最前線に立つだろうと強調した。
「日本は核兵器を保有している、あるいは開発しているアクターに囲まれており、ルールを公然と無視している」と岸氏は、現地時間6月11日土曜日にシンガポールで開催されたアジアの安全保障問題に関する会議、シャングリ・ラ対話で述べた。
5月、中国とロシアは、ロシアのウクライナ侵攻以来初めて、日本と台湾の近海で共同航空哨戒を実施した。
「これら2つの強力な軍事力の間のこの共同軍事作戦は、間違いなく他の国々の間で懸念を引き起こすだろう」と岸は述べた。
また、岸氏は、台湾海峡の安全と安定は、日本とより広い世界の安全にとっても重要であると続けた。彼は中国を「懸念国」と呼んだ。
モスクワが「特別軍事作戦」と呼ぶロシアのウクライナ侵攻は、東京を心配させている。
岸氏は、国際紛争を解決する方法として軍事力を構築し、中国が日本と経済を支える海上貿易ルートの近くにある台湾を支配しようとするよう促すことができると述べた。
岸氏は演説で、今年少なくとも18回のミサイル実験を実施した北朝鮮を批判し、政権が日本、地域、国際社会を脅かすことを許されるべきではないと述べた。
同じ点を述べて、日本の岸田文雄首相はシャングリ・ラ対話での演説で、自国は防衛費の増加を求め、おそらくさらなる攻撃兵器を求めると述べた。
彼は、東アジアは今日のウクライナと同じ状況に直面するかもしれないと述べた。
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