米空軍兵士、日本人女子生徒の誘拐と強姦容疑で起訴

ジャカルタ - 日本の検察当局は、昨年クリスマス前に未成年者を誘拐し強姦したとして、米空軍の隊員を起訴した。

沖縄県警によると、ブレノン・R・E・ワシントン容疑者(25歳)は3月27日に「合意のない性交」と「わいせつな誘拐」の罪で起訴されたと、沖縄県の那覇市の裁判所報道官が6月27日(木)にCNNに語った。

米軍は同日、この兵士を日本当局に引き渡した。

政府報道官によると、容疑者は保釈され、沖縄の嘉手納米軍基地に移送され、拘留された。那覇地方裁判所報道官によると、彼の裁判は7月12日に始まる予定。

裁判所報道官はCNNに対し、空軍兵士の弁護人について詳細は知らないと語った。

この起訴は、中国と北朝鮮との地政学的緊張の高まりもあって、ワシントンと東京が軍事同盟を深める中で行われた。

沖縄県の玉城デニー知事は、強姦・誘拐事件は「極めて遺憾」であり、「米軍や関連団体に対する強い抗議が必要だ」と強調した。

知事はまた、知事事務所は「この事態に対処するために強い姿勢を取る」と述べた。

起訴された兵士のブレノン・ワシントンは、日本の嘉手納基地の第18補給即応飛行隊に配属されていると米空軍が発表し、同空軍はCNNに対し、同氏の階級と勤務記録を確認した。

「第18航空団は、嘉手納基地の空軍兵士に対する日本人による性的暴行の申し立てを認識している」と、第18航空団のスポークスマン、アルビン・G・ネルソン3世中尉はCNNに語った。

「我々は、この事件に関する地元コミュニティの懸念を理解し、共有している」とネルソン氏は述べた。

航空団の指導部は「これらの容疑の犯罪の重大さに深く懸念している」と述べ、地元当局と協力して申し立ての調査に取り組んでいる。