ロシア外務省、プー​​チン大統領にタリバンのテロリストリストからの削除を提案

ジャカルタ - 外務省アジア第二局長のザミール・カブロフ氏は、ロシア法務省とともに、ロシアで禁止されているタリバン組織を同国のテロ組織リストから削除できるとウラジミール・プーチン大統領に報告したと述べた。

同氏によると、この姿勢は多くの政府機関によって支持されている。

同氏は、5月28日に引用された外務省のこの問題に関する立場について尋ねられた際、TASSに「前向きだ」と答えた。

「これ(タリバンを認可前に禁止組織リストから削除すること)は実行されなければならない。これがなければ、認可について話すのは時期尚早だ。したがって、この問題への取り組みは継続している。すべての検討事項はロシア最高指導者に報告済みだ。我々は彼の決定を待っている」とカブロフ氏は付け加えた。

同氏は、タリバン政権は2021年にアフガニスタンで政権を握って以来、承認を得るまでに長い道のりを歩んできたと説明した。

「しかし、まだ克服しなければならない障害がいくつかあり、その後ロシア指導部が決定を下すことになる」とカブロフ氏は説明した。

一方、セルゲイ・ラブロフ外相は、この排除計画は、最近タリバンを禁止組織のリストから削除したカザフスタンが取ったものと同じだと述べた。

「我々はカザフスタンと同じアプローチを取り、タリバンをテロリスト集団のリストから削除する」とラブロフ外相は述べたとRIAノーボスチ通信は伝えた。

同通信は、この動きはアフガニスタンとロシアの外交関係を強化するかもしれないが、タリバン政権の正式な承認には当たらないと述べた。

「彼らは権力者だ。我々はアフガニスタンに無関心ではない。そして最も重要なのは、中央アジアの同盟国も無関心ではないということだ」とラブロフ外相は述べた。

タリバンは2003年以来、ロシアでテロ組織に指定されていることが知られている。

タリバンは、2021年8月に米国が軍の撤退を発表した後、アフガニスタンを制圧するための大規模な作戦を開始した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領が国外に逃亡したため、タリバンは抵抗を受けることなくカブールに入った。