マグニチュード7.2の地震が台湾、日本、フィリピンを襲い津波警報発令

ジャカルタ - 台湾沖で発生したマグニチュード7.2の地震が水曜日の朝、首都台北を襲い、市内数か所で停電が発生し、日本南部とフィリピンの島々で津波警報が発令された。

台湾のテレビ局は、地震の震源地に近い花蓮で複数の建物が倒壊する映像を放映し、メディアは数人が閉じ込められたと報じたとロイター通信は4月3日に報じた。

台湾中央気象局によると、震源地は花蓮東部の沖合、台湾島東岸沖。

台北市政府は被害の報告を受けておらず、市内のMRTは直後に運行を開始した。

半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が新工場を開設した台湾南部サイエンスパークは、各社は影響を受けずに操業していると述べた。

台湾の国営通信社によると、この地震は1999年にマグニチュード7.6の地震で約2,400人が死亡して以来、台湾を襲った最大の地震となった。

中国では、中国国営メディアが、福建省の福州、厦門、泉州、寧徳で地震を感じたと報じた。

ロイター通信の目撃者によると、地震は遠く上海でも感じられたという。

一方、日本当局は沖縄県南部の沿岸地域に避難警報を発令した。

気象庁によると、最大3メートルの津波が日本南西部の沿岸のほとんどに到達すると予想されており、地震の規模は7.5とされている。

一方、フィリピン地震庁も数州の沿岸地域の住民に警告を発し、高台への避難を促した。