ウクライナに亡命したロシア人パイロット、スペインで銃撃で死亡と報道

ジャカルタ - 昨年ヘリコプターでウクライナに亡命したロシア人パイロットが先週、スペインの地下ガレージで遺体となって発見され、遺体には銃弾が満ちていたとウクライナとスペインのメディアが月曜日に報じた。

スペイン通信社EFEは、2月13日にスペイン南部アリカンテ近郊の町ビジャホヨサで発見された遺体はパイロットのマクシム・クズミノフのものだったと報じた(2月20日ロイター通信が報じた)。

銃撃事件を最初に報じたスペイン紙ラ・インフォマシオンは、捜査当局が車で逃走した容疑者2人を捜索しており、その後近くの町で焼かれた状態で発見されたと伝えた。

クズミノフ容疑者は、昨年8月に操縦したMi-8ヘリコプターを使用してウクライナに着陸し、その後、ウクライナのパスポートを持ち、別の名前を使用してスペインに住んでいたことが知られている。

ウクライナのGUR軍事情報部の報道官はロイターに対し、クズミノフ氏がスペインで死亡したことを認めたが、死因については明らかにしなかった。

一方、ウクライナの新聞「ウクライスカ・プラウダ」も、同氏が射殺されて発見されたと報じた。

スペイン警察は市内で銃撃被害者の遺体が発見されたことを確認したが、被害者の身元は明らかにしていない。

スペインのグアルディア市民警察関係者はロイターに対し、被害者は偽の身分を偽って生活していた可能性があると語った。

昨年のクズミノフ氏のウクライナへの亡命は、キエフにとって大規模なクーデターとみなされていた。 GURは当時、彼らが彼に亡命するよう説得したと述べた。