プーチン大統領、米国との捕虜交換を望むも状況は難しいと認める
ジャカルタ - ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウォール・ストリート・ジャーナル記者エヴァン・ガーシュコビッチと米海兵隊退役軍人ポール・ウィーランの捕虜交換について質問され、合意に達することを望んでいるが、米国はロシアの条件に耳を傾けなければならない。
ロイター通信が報じたところによると、プーチン大統領は年次記者会見でニューヨーク・タイムズの記者から2人の事件について質問され、「われわれは合意に達したいと考えており、この合意は相互に受け入れられるものであり、双方に適したものでなければならない」と述べた。 12月15日。
プーチン大統領はさらに、ロシアはこの問題に関して米国との連絡を維持し続けていると述べた。
「単純なことではありません。今は詳細には触れませんが、一般的に言えば、私たちはお互いに理解できる言語を話していると思います。解決策が見つかることを願っています。しかし、繰り返しますが、アメリカ側は耳を傾けなければなりません」私たちとロシア側に合った正しい決定を下してください」とプーチン大統領は説明した。
これとは別にワシントンで、ホワイトハウス国家安全保障報道官ジョン・カービー氏は、協議は続いているが、ロシアは真剣な提案を拒否したと述べた。
「提案された案があったが、彼らはそれを拒否した」とカービー氏は記者団に語った。
一方、国務省報道官マシュー・ミラー氏は、アンクル・サムの国は合意を望んでいると述べた。
「ウラジミール・プーチン大統領がこの件について真剣であるならば、彼がしなければならないことは、釈放を確保するために我々が行った提案を検討することだけであり、それは誠意を持って行われた重要な提案である」とミラー氏は説明した。
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ロシアが3月にモスクワ特派員ゲルシコビッチをスパイ容疑で逮捕したことがわかっている。ガーシュコビッチ氏、ウォール・ストリート・ジャーナル、ホワイトハウスはいずれも、同氏がスパイであったことや米国政府のために働いていたことを否定した。
一方、退役軍人のポール・ウィーラン氏は2018年に逮捕され、2020年に米国向けスパイ容疑で有罪判決を受け、懲役16年の判決を受けた。ウィーラン氏と米国政府はいずれも疑惑を否定している。
ワシントン政府は2人が不法に拘束されているとみなしている。米国国務省は12月5日、ロシアがここ数週間、釈放に向けた新たな大幅な提案を拒否したと発表した。