イスラエル国家安全保障大臣、ネタニヤフ首相に停戦違反を軽視しないよう要請

ジャカルタ - イスラエル国防軍(IDF)が火曜日にガザで停戦違反があったと発表したことを受け、タカ派のイタマール・ベン・グヴィル国家安全保障大臣は、イスラエルにハマスとの現在進行中の停戦協定を破棄するよう迫っているようだ。

ベン・グヴィル氏は声明で、ネタニヤフ首相に対し、事件を「抑制」するのではなく、イスラエルの対応を放棄し、「イスラエル国防軍にハマスへの攻撃を再開するよう命令する」よう求めた。

11月29日、タイムズ・オブ・イスラエル紙が報じたベン・グヴィル氏は、「彼らが我が国の戦闘員を殺害するのを待つことはできない」と書いた。

既報の通り、火曜日にガザ地区で起きた衝突に関して、イスラエルとハマスは停戦協定に違反したとして互いを非難した。

ナショナル・ニュースが報じたWAFA通信の報道によると、火曜日、ガザ市でパレスチナ人4人がイスラエル占領軍の銃弾で負傷し、うち1人が重体となった。

一方、ハマス・アル・カッサム旅団のアブ・オベイダ報道官は、イスラエル軍がガザ地区北部で停戦協定に「明らかな違反」を犯したと主張し、「これらの違反には対処した」と述べた。

「敵が停戦に応じる限り、我々は停戦に徹する。我々は調停者に対し、地上と空での停戦条件をすべて順守するよう占領軍に圧力をかけるよう呼びかける」とアブ・オベイダ氏は強調した。

これとは別に、イスラエル国防軍は、ガザ地区北部でハマスの攻撃を受け、多数の兵士が軽傷を負ったと発表したが、これは初めての重大な停戦違反とみられる。

IDFによれば、ガザ地区北部の2か所で軍隊の近くで3つの爆発装置が「停戦合意に違反して」爆発した。

軍は、そのうちの1件ではイスラエル兵にも銃撃があり、イスラエル兵も反撃したと発表した。

「どちらの場合も、IDF部隊は合意された停戦ライン内にいた」とIDFは付け加えた。