隊員の一人がジャーナリストに中指を突き、日本軍は訓練を中止

ジャカルタ - 日本の防衛大臣は火曜日、陸自隊員がジャーナリストに中指を立てるなど不適切な行動をとったため、日本にある射撃場での陸上自衛隊の訓練を中止すると発表した。

事件は月曜日、陸自の訓練に最近再利用された岐阜県射撃場前で起きた。

木原実防衛相は11月8日、共同通信が記者会見で「準備を経て(訓練を)再開した日に(このようなことは)大変残念だ。厳正に対処する」と述べた。

20代の陸自隊員は射撃場に出入りする際、中指を立てた後、車窓から報道陣に平和のシンボルを見せた。

木原防衛相によると、隊員は報道陣が公開した映像を閲覧し、不適切な行為をしたことを認めたという。

一方、陸自は射撃場での訓練を無期限停止したと発表した。

陸自関係者は「指導を徹底し、安全教育を強化していきたい」としている。

これに先立って、昨年6月に18歳の新兵が教官2人を射殺、もう1人に負傷を負わせた後、現場での訓練は中断されていた。

陸自によると、新兵、発砲者、被害者はいずれも中部・名古屋に拠点を置く同じ連隊の隊員であったことが判明している。