王毅外相と会談、ウクライナに対する中国の中立立場を確認
ジャカルタ - 中国の王毅外相は月曜日の電話会談で、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相に対し、中国はウクライナに関して独立した公平な立場を堅持し、この問題の政治的解決を模索していると述べた。
汪氏のラブロフ氏へのコメントは外務省の声明で発表され、中国はあらゆる国際多国間フォーラムで「客観的かつ合理的な発言者」となり、「和平交渉を積極的に推進する」と述べたとロイター通信が8月8日に報じた。
この発言は、同省が月曜、ウクライナ危機の平和的解決を目指して週末にサウジアラビアで行われた国際協議が「国際的なコンセンサスを固める」のに役立った、と述べた後に発表された。
中国は、ユーラシア問題担当特使兼元駐ロシア大使の李輝氏を派遣し、昨年5月にヨーロッパの6つの首都を歴訪し、現在18か月目に入っている紛争の政治的解決に向けた共通点を探ろうとしている。
一方、ロシア外務省は、2人のトップ外交官が多くの世界的問題や中国とモスクワの二国間関係についても話し合ったと発表した。
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同省はタス通信の通信を引用し、「両国は、地球全体の地政学的不安定の中で安定性と前向きな動きを見せているロシアと中国関係の発展が続いていることを高く評価している」と述べた。
中国政府は、2022年2月のロシアのモスクワ侵攻を非難することを拒否しただけでなく、米国とNATOから懐疑的な見方をされた和平案の提案も拒否したことが知られている。