射撃能力を発揮、金正恩氏がミサイル工場に北朝鮮の兵器能力増強を命令

ジャカルタ - 金正恩氏は北朝鮮の兵器工場を訪問した際、照準望遠鏡の助けを借りて目を細めながら目標に向けて発砲し、アサルトライフルとスナイパーライフルの両方で射撃できる能力を実証した。

国営メディアが日曜日に報じたところによると、金指導者は国の防衛力強化の重要な一環として、ミサイルや大砲、その他の武器を製造する工場に生産能力を増強するよう命令したという。

国営朝鮮中央通信社によると、金委員長が木曜日から土曜日まで実施した査察は、戦略巡航ミサイルや無人航空機用のエンジン、超大口径ロケットランチャーやキャリアランチャーの砲弾の生産も対象となった。

北朝鮮がさまざまな戦略兵器や通常兵器の開発を推進し、著名な兵器の展示会を開催している中で、過去数日間、同氏が複数の兵器生産施設を異例に訪問した。

通常、金指導者が検査する発射装置は弾道ミサイルの発射に使用される。

北朝鮮は、より大口径の砲弾を搭載したロケット発射装置、先進的な巡航ミサイル、そして先月には固体燃料大陸間弾道ミサイルを含む最新の弾道ミサイルを実験したことが知られている。

朝鮮中央通信によると、金指導者は、大口径ロケットランチャーの砲弾生産における精密加工の向上と最新の自動化を強調した。

同氏は「さまざまな種類の最先端の戦略兵器マシンの量産を呼びかけ、…それによって我々のスタイルで新たな戦略兵器の開発に革命をもたらすことに多大な貢献をする」と当局は述べた。

これとは別に、ソウル近郊の世宗研究所の北朝鮮政治戦略家、チョン・ソンチャン氏は、金氏がロシアへの武器輸出を助ける兵器の近代化と技術革新に焦点を当てている可能性が高いと述べた。

これに先立ち、7月27日の朝鮮戦争終結70周年を記念して、北朝鮮はセルゲイ国防相率いるロシア代表団の出席のもと、最新の核搭載可能なミサイルや攻撃用無人機、偵察用無人機を展示する大規模な軍事パレードを開催した。ショイグ氏と中国当局者李紅中政治局員率いる中国代表団。