ジャカルタ - スウェーデンが北大西洋条約機構軍事同盟の32番目の加盟国に近づくにつれ、同盟国の軍事力が増大するのに伴い、ロシアは欧州連合とNATO加盟国の領土に接する地域での軍事プレゼンスを強化している。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は火曜日、ロシア近くのNATO軍の増強とロシア政府が見ていることに対抗して、北部と西部の軍事力を強化したと述べた。
「ロシア国境付近におけるNATOの軍事力の増大、フィンランド、そして将来的にはスウェーデンの加盟を通じた同盟の拡大を背景に、我々は北部と西部地域における部隊の編成を強化する措置を講じた」と国防相は述べた。ロイター通信が3月6日に報じたところによると、ショイグ大臣はそれ以上詳しくは明かさず、ロシアの幹部らにこう語ったという。
2022年2月のロシアのウクライナ侵攻により、フィンランドとスウェーデンはNATOへの加盟を決定した。フィンランドは昨年4月に初めて加盟した。
一方、トルコとハンガリーによって阻止されたスウェーデンの加盟要請は両国からゴーサインを受け、NATOの32番目の加盟国への一歩が近づいた。
つい最近、ハンガリーのタマス・スリョク大統領がスウェーデンのNATO加盟を承認する法案に署名し、スウェーデンが数日以内にNATOに参加する道が開かれたと大統領府が火曜日に発表した。
これに先立って、ハンガリー国会議員は2月26日にスウェーデンのNATO加盟を承認した。一方、ワシントンD.C.への加盟書類の提出など、残りの手続きは迅速に完了するとみられる。
スウェーデンのパル・ヨンソン国防相はストックホルムでの記者会見で、「これは非常に重要であり、我々が加盟できることを願っている。これは数週間の問題ではなく、数日の問題になるだろう」と語った。
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「これはスウェーデンにとって良いことであり、NATOにとっても良いことだろう。これはスウェーデンがNATOの正式加盟国となることができるように、欧州大西洋地域全体の安定にとって良いことだろう」と同氏は続けた。
NATOは今週、集団防衛に焦点を当てた「ノルディック・レスポンス2024」と呼ばれる軍事演習をノルウェー、フィンランド、スウェーデンで2万人以上が参加する予定であると発表したことが知られている。
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