ジャカルタ - ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領は月曜日、自国の国際刑事裁判所(ICC)へのアクセスを見直す必要があるが、米国、中国、インドなどの他の国はまだ行っていないと述べた。
ブラジルは、ICC設立の先駆けとなったローマ規程の署名国の一つとして知られています。
ロイター通信が9月11日に報じたところによると、ルーラ大統領は「米国、インド、中国がなぜICC協定に署名しなかったのか、また我が国がなぜ署名したのか知りたい」と語った。
ルラ大統領は先週末、インドのナレンドラ・モディ首相からブラジルを代表してG20議長の座を受け取った。来年、ブラジルはG20サミットを主催し、そのメンバーの1つにロシアが含まれる。
ICC自身も、昨年3月にロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、ウクライナから数百人の子供を不法に追放して戦争犯罪を犯したとして逮捕状を発行したことが知られている。
これらの非難に対し、ロシアは自国軍が戦争犯罪に関与したり、ウクライナ人の子供たちを強制連行したりしたことを否定した。
プーチン大統領は、2022年2月のウクライナ侵攻以来、バリ(インドネシア)とニューデリー(インド)で行われた過去2回のG20首脳会議を欠席したことが知られている。これら2つのイベントにはロシアを代表してセルゲイ・ラブロフ外相が出席した。
ルラ大統領はニューデリーで、プーチン大統領が来年ブラジルで開催されるG20サミットに出席した場合に逮捕されるかどうかの決定は同国の裁判所次第になると述べた。
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ルラ大統領は「プーチン大統領が(来年の首脳会談に)参加することを決めた場合、(逮捕の可能性について)決定するのは私の政府ではなく裁判所次第だ」と述べた。
同氏は土曜日初め、ニュース番組ファースト・ポストとのインタビューで、プーチン大統領が来年リオデジャネイロで開催されるG20サミットに出席した場合に逮捕される可能性は「低い」と述べた。
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