来週イラン大統領に就任するマソウド・ペゼシュキアン氏は、意見の相違や緊張を防ぎたいと考えている

ジャカルタ - 国営通信社IRNAによると、先週の選挙で勝利したマスード・ペゼシュキアン氏が来月、イランの第9代大統領に就任すると議員が語った。

「大統領就任式は8月4日か5日に行われる」と、国会議員評議会メンバーのモジタバ・ユセフィ氏は7月8日、ナショナル・ニュースに語った。

「大統領は15日以内に大臣候補者を議会に提出する」と同氏は付け加えた。

心臓外科医で元保健大臣のペゼシュキアン氏は、金曜日の決選投票で、元核交渉官のサイード・ジャリリ氏を破って勝利した。改革派候補の同氏は16,384,403票を獲得し、ライバル候補の13,538,179票を大きく上回った。

選挙当局によると、投票率は49.8%で、第1回投票の約40%という過去最低から上昇した。

土曜日に選挙結果が発表された後、初めて公の場で発言したペゼシュキアン大統領は、イランにおける「対話の促進」と「国民和解」に重点を置くとともに、進行中の経済、社会、文化、政治の問題にも取り組むと誓ったと、国営通信社プレスTVが報じた。

ペゼシュキアン大統領は、「国内の反対意見や緊張を防ぐため」、議会と司法の協力を強化したいと述べた。

「国の国益を確保し、イランの持続可能な開発と全面的な進歩の展望を開くために、私たち全員が協力して行動しましょう」と同大統領は述べた。

以前、ペゼシュキアン氏は選挙運動中に「イランを孤立から脱却させる」ために西側諸国との「建設的な関係」を求めていた。同氏は、イランと世界大国間の2015年の核合意の復活を支持しており、これがイラン経済への制裁解除につながる可能性がある。

一方、最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師はペゼシュキアン氏の勝利を祝福し、「殉教者である故イブラヒム・ライシ大統領の足跡を継ぎ、国のさまざまな能力、特に革命的で忠実な若者の能力を国民の安寧と国の発展のために活用する」よう促した。