ロシアはタリバンをテロリストから外す計画、政治局長「我々は解放のために戦っている」
ジャカルタ - カタールのタリバン政治事務所長スハイル・シャヒーン氏は、カブールはロシアが同国のテロ組織リストからタリバンを削除する提案を評価していると述べた。
「ロシア外務省と法務省がクレムリンに、テロ組織の地位をIEAから削除するという提案をしたことを歓迎する」とシャヒーン氏は述べたと、スプートニクのアル・マヤディーンが5月28日に報じた。
以前報じられたように、セルゲイ・ラブロフ外相は、ロシアのタリバンをテロ組織リストから削除する計画は、最近タリバンを禁止組織リストから削除したカザフスタンの計画と同じであると述べた。
「我々はカザフスタンと同じアプローチを取り、タリバンをテロ組織リストから削除する」と、RIAノーボスチ通信はラブロフ外相の発言を引用した。
「彼らは権力者だ。我々はアフガニスタンに無関心ではない。そして最も重要なのは、中央アジアの同盟国もまた無関心ではないということだ」とラブロフ外相は述べた。
同外相は、この動きはアフガニスタンとロシアの外交関係を強化するかもしれないが、タリバン政権の正式な承認にはならないと述べた。
「タリバンはラブロフ外相の発言を高く評価しており、これはロシアが現実政治に従い、自国の利益を優先していることを示している」とシャヒーン外相は述べた。
同外相はさらに、国際社会と前向きな関係を築きたいというタリバンの希望を表明した。
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「我々はテロリストではなかったが、外国の占領から我が国を解放するために戦った。これは我々の正当な権利だ。我々は近隣諸国、地域、そして世界と良好な関係を築きたい。我々はアフガニスタンの独立後の新しい時代を迎えており、様々な分野に取り組む準備ができている」とシャヒーン氏は述べた。
タリバンは2003年以来、ロシアでテロ組織に指定されていることが知られている。
タリバンは、2021年8月に米国が軍の撤退を発表した後、アフガニスタンを制圧するための大規模な作戦を開始した。アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領が国外に逃亡したため、タリバンは抵抗を受けることなくカブールに入った。