イスラエルはガザへの食糧輸送をこれ以上許可しない、UNRWA事務局長「これは言語道断で意図的な行為だ」

ジャカルタ - 国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)の代表は日曜日、イスラエルが国連に対し、ガザ北部に向かうUNRWAの食糧輸送隊を今後承認しないと通告したと述べた。

「人為的な飢餓の最中に人命救助を妨害するのは言語道断で故意だ。こうした制限は解除されなければならない」とUNRWAの代表フィリップ・ラザリーニ氏はソーシャルメディアプラットフォームXで述べた。ロイター通信は3月25日、この発言を引用した。

「UNRWAがガザでの任務を遂行するのを阻止すれば、飢餓に向かう時間が早まり、飢餓、脱水、避難所不足でさらに多くの人が亡くなるだろう」とラザリーニ氏は付け加えた。

以前、Xの別の投稿でラザリーニ氏は先週、UNRWAの食糧輸送隊すべてがガザへの入国を拒否されたと述べた。

「アクセスが妨げられなければ、この人為的な飢餓はまだ防ぐことができる」と同氏は書いている。

ガザ地区やその他の地域でパレスチナ難民に援助やサービスを提供しているUNRWAは、10月7日にイスラエルが同組織の職員数十人をハマスによるイスラエルへの攻撃に関与したと非難して以来、危機に陥っている。

この疑惑を受けて、UNRWAの最大の援助国である米国と他の数カ国は資金を削減し、同組織の将来に疑問を投げかけた。

しかし、最近、カナダ、オーストラリア、スウェーデンを含む他の国々が、同機関への資金援助を再開することを決定した。

先週、UNRWAとエジプトは、カイロを訪問していたラザリーニ氏がイスラエル当局によってガザへの入国を拒否されたと述べた。