フランス、ウクライナへの派兵に関するロシア情報長官の発言を挑発とみなす

ジャカルタ - フランス国防省は火曜日、同国からウクライナへ2,000人の軍隊を派兵する計画に関するロシア対外情報機関長官の声明を偽情​​報で無責任だと主張した。

ロイター通信が3月20日に報じたところによると、国防省は声明で「ロシア対外情報長官のセルゲイ・ナルイシキンが行った工作は、ロシアによる偽情報の組織的利用を改めて示している」と述べた。

「われわれはこの種の挑発は無責任だと考えている」と声明で強調した。

既報の通り、ロシア対外情報局(SVR)のセルゲイ・ナルイシュキン長官は、フランスがウクライナへの2,000人の部隊派遣を準備しているという情報をロシアが受け取ったと述べた。

タス通信が伝えたところによると、同氏は「ロシアSVRに入ってきた情報によれば、ウクライナに派遣される部隊はすでに準備されている。当初は約2,000人の部隊が含まれる予定だ」と述べた。

SVR長官はさらに、フランス軍が「これほど大規模な軍事部隊が気づかれずにウクライナに移動、駐留できないことを懸念している」と説明した。

「そのため、ロシア軍による正当な優先攻撃目標となる。これは、これまでに剣を持ってロシアに来たすべてのフランス人と同じ運命を彼らが苦しむことを意味する」と強調した。

パリが長期二国間安全保障協定の締結や長距離巡航ミサイルの追加派遣を約束するなど、ウクライナへの支持を強めたため、仏露関係はここ数週間で悪化していることが知られている。

エマニュエル・マクロン大統領もロシアに対してより厳しい姿勢を示し、ロシアを打倒しなければならないと明言した。

同氏は欧州軍がいつかウクライナに行かなければならない可能性を排除していないが、フランスにはロシアに対する敵対心をあおるつもりはないと明言した。

パリはまた、ロシアが虚偽の情報を常習的に広めていると非難した。ロシア議員が現地のフランス傭兵を非難する決議を採択した翌日、1月にはパリがウクライナに傭兵を派遣しているという考えを否定した。