ハマス撲滅の目標を確認、イスラエル首相、人質に関するいかなる協定にも同意しないと表明

ジャカルタ - イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、過激派組織ハマスの排除という目標を改めて表明し、いかなる代償を払ってもいかなる協定にも同意することに消極的であると述べた。

テルアビブでの政府の週次会議の冒頭で演説したネタニヤフ首相は、ハマスの打倒を主な戦争目標に据えているようだ。

2月5日付イスラエル・タイムズ紙が報じたように、同氏は「われわれの政策を明確にしたい。主な目標はハマスを排除することだ」と述べた。

次に首相は、これが起こるための3つの条件を概説した。1つはハマスの残存大隊の壊滅(24個中17個が敗北)、掃討作戦であり、掃討作戦はイスラエル国防軍(IDF)による襲撃を通じて行われたと述べた。ガザ地区北部と中央部の攻撃、そしてハマスのトンネル網の無力化には「さらに時間がかかる」。

ネタニヤフ首相は、「ハマスを排除し、人質全員を本国に送還し、ガザがイスラエルにとってもはや脅威でなくなることを保証する」というすべての目標が達成されるまでイスラエルは戦争を終わらせないと強調した。

ネタニヤフ首相は人質取引の可能性について、「我々はいかなる代償を払ってもいかなる取引にも同意しない」と述べた。

同氏は、多数のテロリストを解放する合意に関するメディアの報道は真実ではないと付け加えた。

ガザ紛争を終結させるための努力が様々な国際当事者によって継続的に行われていることは知られている。ごく最近では、先週閉幕したイスラエル、米国、エジプト、カタールが参加するパリ首脳会議で、交渉の進展が示された。