ミャンマー軍事クーデター3年:住民はストライキ、軍事政権は非常事態宣言の発令を延長
ジャカルタ - 国連事務総長が軍の暴力作戦の責任者が責任を負うことを保証する一方、2021年に始まった同国の軍事クーデター3周年を記念して、木曜日にミャンマーのヤンゴン市の住民がストライキを実施した。
木曜日の抗議活動は、前日、軍と民主化団体および少数民族民兵組織との間で継続中の紛争に伴い、国内の非常事態をさらに6か月延長すると発表した軍事政権の声明に続いて行われた。
現地時間の午前10時にストライキが始まったとき、ヤンゴン市では交通状況は軽く、公共の場にいる人も少なかった。抗議活動参加者は住民に自宅に留まるよう求めた。
「サイレント・ストライキが私の抗議を表明する唯一の方法だ」と、以前にも反軍デモに参加して逮捕されたことがあるという市内の17歳の高校生が語った、と共同通信が2月1日に報じた。 。
国軍は2021年2月1日、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)党が圧勝した2020年の選挙で広範な不正投票があったとしてクーデターを起こした。クーデターはスー・チー政権の崩壊につながった。
今回の非常事態宣言の延長により、民政回復に向けた総選挙の実施期限は来年2月1日に延期されることになった。
一方、ミャンマー国民統一政府(NUG)のウィン・ミャット・エー人道問題・災害管理大臣は、同党とその同盟少数民族が軍を攻撃したと述べ、軍事政権への圧力を高めるよう国際社会に呼び掛けた。
「ミャンマーの春の革命は転換点に達した」とウィン・ミャエ氏は、軍事独裁政権に対する3年にわたる抵抗運動に触れながら語った。
「これは人々の勝利への道を切り開いた」と彼は続けた。
また読む:
これとは別に、米国と他の7カ国、欧州連合は共同声明で、ミャンマーで続く軍事政権の残虐行為を非難すると発表した。
声明は「軍の行動により人道危機が拡大し、260万人が家を追われ、1,800万人以上が支援を必要としている」と述べ、軍に対し民間人に対する暴力を即時停止し、すべての政治犯を釈放するよう求めた。不当に拘束された人たち。
政治犯支援協会(AAPP)の活動家団体によると、クーデター反対派4,400人以上が殺害され、内戦開始から3年が経過した現在でも2万5,900人以上が逮捕され、2万人近くが依然として拘留されていることが知られている。