イスラエルスパイ基地への弾道ミサイル発射、イランは革命防衛隊上級司令官殺害への対応を表明

ジャカルタ - イラン革命防衛隊(IRGc)は月曜日、イラク北部にあるイスラエル諜報機関モサドのスパイ基地とされる場所と、シリアの「反イラン・テロ組織」に弾道ミサイルを発射し、中東地域の緊張が高まった。東地域。

イラン軍は、革命防衛隊の上級司令官1人が死亡したイスラエルの攻撃への報復として、イラクで深夜のミサイル攻撃が行われ、半自治クルディスタン地域の首都アルビルにあるイスラエルの「主要なスパイ活動拠点の1つ」が破壊されたと発表した。

CNNが1月16日に報じたところによると、イスラム革命防衛隊(IRGC)は月曜日の声明で、この地域とイランにおける「この司令部はスパイ活動の展開とテロ行為の計画の中心地となっている」と述べた。

革命防衛隊はまた、アルビルの数カ所を攻撃したとし、「イラン反政府勢力の拠点」を標的にしていると主張した。

クルディスタン地域安全保障理事会の火曜日朝の声明によると、この攻撃で少なくとも民間人4人が死亡、他6人が負傷した。

現地のCNN記者によると、著名なクルド人実業家が所有していた大きな別荘も破壊された。

安保理は声明で「このあからさまな侵害はクルディスタン地域とイラクの主権を損なうものだ」と述べ、イランが根拠のない口実を使って歴史的に安定した地域であるアルビルを攻撃していると非難し、どの当事者にとっても脅威となったことはないと主張した。

また月曜日、革命防衛隊は「占領下のシリアの反イランテロ組織」の基地に弾道ミサイルを発射したと発表した。

彼らは、多くの死傷者を出したコッズ軍司令官カセム・ソレイマニ殺害の記念日にケルマーン市で最近起きた2件の爆破事件に標的が関与したと主張した。

ISISは、ソレイマニの埋葬地近くで起きた2件の死者を出した爆発事件の犯行声明を出し、1979年の革命以来イランで最も死者を​​出した攻撃となった。

革命防衛隊は声明の中で、「多数の弾道ミサイルを発射し、シリア占領地で多数の司令官と主要なテロ分子、特にダーイシュ(ISIS)を特定し、壊滅させた」と述べた。

アメリカ当局者は月曜日、イランのミサイル攻撃の初期の兆候は「これは一連の無謀で不適切な攻撃だった」ことを示唆していると述べた。

同当局者は「われわれは報道を確認し、イラク北部とシリア北部に着弾したミサイルを追跡した。米軍人員や施設は標的にされていない」と述べた。

同氏は、「イランは、これはISISを中心としたイランのケルマーンとイランのラスクでのテロ攻撃への対応であると主張している。引き続き状況を評価していく」と述べた。

イランの攻撃により、イスラエルのガザ戦争が中東での全面戦争にエスカレートし、人道的、政治的、経済的に深刻な影響を与える可能性があるとの懸念がさらに高まることが知られている。