ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアの防衛産業に減速の兆しがあると発言

ジャカルタ - ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は火曜日、ロシアの防衛産業に減速の明らかな兆候があると述べ、ロシアに課せられた制裁の抜け穴を排除するためのさらなる行動を求めた。

同氏は夕方のビデオ演説でこう述べたが、ロシアの防衛産業に関する証拠は示さなかった。一方、モスクワ当局者は軍装備品の生産が増加したと述べた。

ロイター通信が1月10日に報じたところによると、ゼレンスキー大統領は「ロシアの防衛産業には明らかな減速の兆候がある」と述べた。

「しかし、制裁の成果が100パーセントになるためには、制裁の抜け穴も100パーセント塞がれなければならない」と同氏は続けた。

同じ機会に、ゼレンスキー大統領は、司令官と省当局者の会議で武器供給と国内生産の増加について検討したと述べた。

ゼレンスキー大統領は「世界にはあらゆる問題があるにもかかわらず、あらゆるニーズ、あらゆる機会に対する我が国の慎重かつ明確なアプローチにより、国防軍に必要なものをすべて提供することができる」と述べた。

これとは別に、ロシアの防衛企業ロステック社のセルゲイ・チェメゾフ社長は先月、ウラジーミル・プーチン大統領に対し、過去2年間で多くの重要装備品の生産が大幅に増加したと語った。

クレムリンのウェブサイトに掲載されたコメントの中で、チェメゾフ氏は、小火器と大砲の弾薬の生産が50倍、軽装甲車両の生産が5.5倍、戦車の生産が7倍に増加したと述べた。