イスラエル軍、白旗を掲げているにもかかわらず民間人を射殺

ジャカルタ - 手に白旗を持ち、隣に小さな子供を抱えながらガザ地区北部を去る女性にイスラエル軍が発砲する様子を映したビデオ映像がソーシャルメディアで注目を集めている。

ビデオでは、主に女性と子供である多数の民間人が、降伏または「発砲禁止」を示す白旗を手に南に向かって地域を離れる様子が映されている。

1月9日火曜日、アナドルからANTARAが報じたところによると、パレスチナ民間人は鞄を持ったまま外を歩こうとした。

白旗を掲げ、子供を連れた民間人グループの前を歩いていた女性が通りに出たところ、銃声が聞こえた。

女性は撃たれて地面に倒れたが、女性と一緒にいた子供とグループの他のパレスチナ民間人数名はパニックに陥り、四方八方に逃げた。

近くの建物からその様子を撮影していた人が「女性が撃たれた」と叫んだ。

録音では、グループのパレスチナ人が撃たれた女性を助けようとするが、事件後に何が起こったのかについての詳細な描写はない。

女性の身元と運命は不明のままだ。

ミドル・イースト・アイが入手した映像は、11月12日にガザ市中心部で撮影されたもの。

ガザ地区でパレスチナ民間人を狙うイスラエル軍狙撃兵の映像がしばしば世間の注目を集める。

ガザ地区に対する3か月にわたるイスラエルの容赦ない攻撃の初め、ガザ北部のアルシャティ難民キャンプで父親と幼い娘がイスラエルの狙撃兵に撃たれる映像が公開された。

イスラエルによるこれまでの一連の攻撃で2万3000人以上が死亡、その2倍以上が負傷した。