イスラエルとハマスは停戦継続に前向きだが、依然として障害もある

ジャカルタ - ハマスとイスラエル過激派組織はいずれも停戦再開と人質解放に向けた努力に前向きだ、とエジプト治安筋2人が日曜日に語ったが、その実現方法については依然として意見の相違がある。

関係筋によると、これまでに1週間の停戦と人質解放について交渉していたエジプトとカタールは、交渉開始前に支援の加速とケレム・シャローム交差点の開通を主張した。

一方、イスラエル当局者は、当初エジプト筋が援助が差し控えられていると述べていたが、ガザへの援助は許可されたと述べた。

土曜日、ある関係者がイスラエルのスパイ長官が金曜日にカタールの首相と会談したと発表し、和平への期待が浮上した。

一方、ハマスは一方的に解放される人質のリストを作成することを主張し、イスラエル軍が所定の線を越えて撤退するよう要求した、と関係者が12月18日にロイター通信に語った。

関係筋によると、イスラエルはリスト作成でハマスと合意したが、イスラエルは停戦の時期と期間を設定する前に期限を定め、リストを確認するよう求めた。

イスラエルは撤退を拒否した、と情報筋は付け加えた。

「はっきりさせておくことが重要だ。IDF(イスラエル国防軍)はハマス排除の任務を完遂する決意だ」とイスラエル軍報道官ダニエル・ハガリ少将は日曜の記者会見で述べた。

関係者によると、ハマスは完全な停戦が人質解放の前提条件だと述べた。

エジプト側によると、イスラエルとハマスの協議に応じる姿勢についてロイター通信にコメントを求められたハマス当局者のサミ・アブ・ズーリ氏は、「われわれはイスラエルの侵略を終わらせることを目的としたいかなる努力にもオープンだ。これがあらゆる議論の基礎だ」と述べた。

これとは別に、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所はコメントの要請に応じなかった。