イラン外相「イスラエルと米国は決してハマスを排除しない」

ジャカルタ - イランのホセイン・アミラブドラヒアン外相は火曜日、イスラエルと米国は決してハマスを排除することはできないと述べ、テルアビブがガザ地区で拘束されている人質の解放を保証できるのは紛争の政治的解決によってのみであると評価した。

12月13日ロイター通信が報じたところによると、アミラブドラヒアン氏はジュネーブの国連本部で行った演説で、パレスチナ武装勢力を独立運動と表現し、「イスラエルと米国はハマスを排除することは決してできないだろう」と述べた。

同氏はさらに、テヘランが支援するハマスの排除を誓っているイスラエルは、10月7日の攻撃でハマスに取られた人質を政治的解決によってのみ返還できると述べた。

アミラブドラヒアン外相は、他の中東諸国の同僚との会合の傍らで上記のことを伝えた。

アミラブドラヒアン首相は会談後、「犯罪的なイスラエル政権による攻撃と、実行中の大量虐殺は即時に停止しなければならないことに全閣僚が同意する」と述べた。

同氏は、この地域に人道支援をもたらすために使われたエジプトへの国境について言及し、「ラファの国境検問所は開かれなければならず、人道支援はガザのあらゆる地域に届けられなければならず、ガザ人の強制避難は止められなければならない」と付け加えた。

イランの最高指導者ハメネイ師は先月、イスラエルと政治的関係を持つイスラム諸国に対し、少なくとも「期間限定」で関係を停止するよう訴えた。同氏は以前、イスラエル市場向けの石油と食料生産の禁輸措置を求めていた。