ガザで停戦終結、戦争継続、イスラエル首相「ハマスは義務を果たしていない」

ジャカルタ - ベンヤミン・ネタニヤフ首相は金曜日、イスラム過激派ハマスが両党間の停戦条件に違反したため、イスラエル軍はガザで戦闘を続けていると述べた。

過去7日間続いていたハマスとイスラエルの間の停戦は延長の発表もなく、現地時間金曜朝に終了した。

11月1日のCNNによると、ネタニヤフ首相はハマスが「本日、拉致された女性全員を解放するという義務を履行せず、イスラエル国民にロケット弾を発射した」と述べた。

首相によれば、戦闘任務の再開により「イスラエル政府は戦闘目標を達成する義務がある」という。

同氏は、目標は「人質を解放し、ハマスを粛清すること」であり、イスラエル国民がガザからの攻撃の脅威にさらされないようにすることだと述べた。

一方、イスラエル国防軍(IDF)は、停戦終了によりハマス関連の標的が再び破壊の対象となったと発表した。

イスラエル軍の目標は過激派組織を壊滅させ、「イスラエルで再びこうした犯罪を犯さないようにすると同時に、国民を帰国させること」であるとイスラエル国防軍報道官のドロン・シュピルマン少佐はCNNに語った。

スピルマン氏は、イスラエルの軍事目標、すなわちハマスの要員、要塞、ロケット発射場は変わっていないと述べた。

IDFがガザの民間地域を標的にしていることについて質問されたシュピルマン氏は、「ガザ民間人が死ぬのは見たくないが、ハマスは領土から直接活動しており、それに代わるものは何なのかを自問しなければならない」と語った。

「もし我々が何もせず武器を放棄すれば、10月7日のような新たな攻撃をハマスに許すだけだ。道徳的に全く意味がないと思う」と同氏は語った。