トルコのエルドアン大統領「イスラエルは正気を失ったようで、直ちに止めるべきだ」

ジャカルタ - トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ガザ地区での死者数が増え続けていることから、イスラエルは良識を失っており、直ちに中止しなければならないと評価し、ガザ地区には新たな安全保障メカニズムが必要であると述べた。

エルドアン大統領は、地域の関係者との協力を通じて、ガザ地区のイスラエルとハマスの恒久的な和平への道を開くため、新たな安全保障メカニズムを確立する必要があると述べた。

エルドアン大統領は11月1日アナドル発のCNNを引用し、「ガザにこれ以上の爆弾を撃ち込み、投下し、より多くの血を流し、より多くの子供たちを殺害し、より多くの病院、学校、モスク、教会、市場を破壊することによっては安全は達成できないと宣言する」と述べた。

同氏は「正気を失い、まるで組織のように行動するイスラエルを一刻も早く止めなければならないと信じている」と強調した。

エルドアン大統領は、そのような安全保障メカニズムが確立されれば、トルコは責任を負う用意があると述べた。

同国の最優先事項は「すでに25日目を迎えている虐殺を阻止すること」だと付け加えた。

「我々の目標は、我々の地域をこの問題の渦から抜け出すことだ」とエルドアン大統領は語った。

エルドアン大統領は「イスラエル政府は、ヨーロッパとアメリカの無条件の支援を受けて、25日間にわたり全世界の目の前で人道に対する罪を犯した」と強調した。

アナドル通信が伝えたところによると、ガザ保健省は火曜日の時点で、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃による死者数は8,525人に達したと発表した。

同省報道官アシュラフ・アルクドラ氏はガザ市での記者会見で、「犠牲者には子供3,542人、女性2,187人が含まれ、21,543人が負傷した」と述べた。

さらに同省は、1,100人の子供を含む約2,000人が依然として瓦礫の下敷きになっているとの報告を受けていると述べた。

アルクドラ通信は、10月7日以降のイスラエルの空爆で衛生兵130人が死亡、救急車25台が破壊されたと付け加えた。

「占領軍は57の医療施設を意図的に標的にし、15の病院と32のプライマリケアセンターを機能不全に追い込んだ」と同氏は付け加えた。

一方、10月7日のハマスの攻撃以来、イスラエル人は1,538人以上、その他5,400人が死亡した。