バイデン大統領、ホワイトハウスでゼレンスキー氏に挨拶、米国はエイブラムス戦車と防空部隊を派遣

ジャカルタ - ジョー・バイデン大統領は、共和党議員のいくつかの反対にもかかわらず、米国はロシアの侵略と戦うためにウクライナへの支持を維持するとウォロディミル・ゼレンスキー大統領に保証した。

ウクライナ指導者の訪問を受けて、バイデン大統領はワシントンD.C.のホワイトハウスのイーストルームで会談を開くよう同大統領を招待した。

ロイター通信が9月22日に報じたところによると、バイデン大統領はゼレンスキー大統領に対し、「大統領、我々はあなたとともにあり、あなたとともにあり続ける」と述べた。

ゼレンスキー大統領はバイデン大統領に対し、武器と防空を含む3億2500万ドルの新たな軍事援助パッケージに感謝し、「我が国の兵士が今必要としているものは揃っている」と述べた。

さらに同氏は、ロシアの経済封鎖と隣国ポーランドとの緊張に直面して、バイデン大統領とウクライナからの小麦輸出を拡大するための具体的な措置で合意したと述べた。ただし、その手順については詳しく述べなかった。

ウクライナの国防・人道支援資金として今年末までのウクライナ資金を2,400万ドル増額するというバイデン大統領の要請が、米下院の共和党強硬派との厳しい予算協議のせいで行き詰まっていることが知られている( DPR)。

バイデン大統領は、反対を克服する方法を尋ねられると、唯一の方法は米議会の承認を得ることだと述べた。

同氏は「私は米国議会の良識ある判断を信頼している。他に選択肢はない」と述べた。

この機会にバイデン大統領は、米国は来週からウクライナへのエイブラムス戦車の派遣を開始すると述べた。さらに、ワシントンはホーク防空中隊を追加派遣する予定だ。

バイデン大統領は「パートナーや同盟国とともに、米国民は世界があなたたちに味方するためにできる限りのことをする決意だ」と述べた。

ゼレンスキー大統領はまた、ロシアのテロと戦うためのアンクル・サムの援助と支援を高く評価した。

「今日、私はウクライナの子供たち、家族、故郷、自由、そして世界の民主主義を守る能力を強化するためにワシントンに来ています」と述べた。

2022年2月のロシア侵攻以来、米国はゼレンスキー政権を支援するため、これまでに約1130億ドルの安全保障・人道支援を送っていることが知られている。