ジャカルタ - ロシア外務省報道官は、フィンランドが米国に自国の軍事基地へのアクセスを認める決定を下したことに対し、同国は対応すると述べた。
ロイター通信は7月4日、アンドレイ・ナスタシン副報道官の発言を引用し、「ロシアはロシア連邦の安全を脅かすNATOの軍事力増強を国境で認めないだろうとだけ保証する」と述べた。
「我々はまた、フィンランドとそのNATO同盟国の攻撃的な決定に対抗するため、軍事技術を含む必要な措置を講じる」と同副報道官は付け加えた。
フィンランド議会は月曜日、2023年12月に署名予定の米国との防衛協力協定を承認した。
政府が12月に署名した米国・フィンランド防衛協力協定により、米国はフィンランドの15の軍事基地にアクセスでき、米軍が使用できるようになるほか、米国は防衛装備、物資、資材、兵士をフィンランドに持ち込むことも可能になると、アナドル通信が国営放送局イレの報道を引用して報じた。
この協定は、米国の活動とフィンランドにおけるより恒久的な存在の枠組みを作り上げるもので、特定の軍事区域が設けられ、米国人のみがアクセスできる施設が含まれる。
さらに、危機的状況における両国の協力が強化される。
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社会民主党外交委員会の委員長、キモ・キルジュネンは、この協定の批准を自国にとって「歴史的な瞬間」と称賛した。
「この協定の任務は、フィンランドのNATO加盟の任務と同様に、フィンランドとフィンランド国民の安全を強化することです」と彼は述べた。
フィンランド以前には、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなど、アメリカと類似の協定を締結したNATO加盟国が11カ国あったことが知られている。
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