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ジャカルタ - トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は水曜日、死者数が増え続ける中、国連がパレスチナのガザ地区でイスラエルによる大量虐殺を阻止できなかったことを批判し、人道支援スタッフの保護に失敗したことを懸念した。

エルドアン大統領は、首都アンカラで開かれた公正発展党(AK党)の議会で「国連の精神はガザ地区で死んだ」と述べたと、デイリー・サバハ紙が5月29日に報じた。

「国連は大量虐殺を阻止するどころか、自らのスタッフや支援活動員の保護すら怠った」とエルドアン大統領は非難し、国際システムがガザ地区での「残虐行為」を阻止できなかったことを嘆いた。

ガザの医療関係者は、水曜日、過去24時間のイスラエルの攻撃により少なくとも75人が死亡、284人が負傷したと報告した。これにより、10月7日のイスラエルの攻撃以来、ガザのパレスチナ人の死者数は3万6171人、負傷者数は8万1420人となったと、WAFAが伝えた。

「21世紀にライブストリーミングによる大量虐殺を阻止できない国連に何の意味があるのか​​」とエルドアン大統領は問いかけた。

エルドアン大統領の発言は、火曜日にイスラエルがラファの西にある難民テントキャンプに攻撃を仕掛け、21人が死亡した件について議論するため国連安全保障理事会が会合を開いた際になされた。それ以前にも、ラファの難民キャンプを襲ったイスラエルの空爆により、約45人が死亡した。

彼は、ガザでは「人類の死により、民主主義、人権、言論と報道の自由、女性と子どもの権利」などの価値観が消えてしまったと付け加えた。

エルドアン大統領は「イスラエルの虐殺、残虐行為、蛮行は、(イスラエルのベンヤミン)ネタニヤフ首相とその殺人ネットワークが崩壊する前に、団結した人道同盟によって阻止されなければならない」と強調した。


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