ジャカルタ - 世界保健機関(WHO)は水曜日、安全上の懸念を理由にパレスチナのガザ地区への医療援助ミッションの計画をキャンセルしたが、過去2週間で6回目のキャンセルとなり、現地での感染症の蔓延に新たな警告を発した。
WHOのテドロス事務局長は、今回が国連機関が前回12月26日の訪問以来、訪問要請が承認されなかったり安全の保証がなかったりしたことを理由に中止したガザ北部への訪問団は6回目だと述べた。
ロイター通信が1月11日に報じたところによると、同氏はジュネーブからの仮想記者会見で、「激しい爆撃、移動制限、燃料不足、通信障害により、WHOとそのパートナーは支援を必要とする人々に連絡することが不可能になっている」と述べた。
同氏は「われわれはイスラエルに対し、WHOや他のパートナーからの人道支援の要請に同意するよう求める」と強調した。
10月7日にイスラエル南部で致命的なハマスの攻撃があった後に始まったイスラエルの攻撃により、ガザ地区の230万人の住民のほとんどが避難し、多くの家や民間インフラが破壊され、食糧、水、医薬品の不足が生じていることが知られている。今週、戦争を縮小すると約束したにもかかわらず、最近戦闘が激化している。
WHOは水曜日、ガザ地区で部分的ではあるがまだ機能している病院は15のみであると発表した。状況の悪化は感染症の温床でもあると当局は述べた。
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同氏は、木曜日に予定されているガザ北部へのWHOのミッションが継続されることを望んでいると付け加えた。しかし、今月これまでに計画されていた21の国連ミッションのうち約16、17がキャンセルされたと付け加えた。
WHOの緊急事態局長マイク・ライアン氏は、たとえ停戦が成立したとしても、ガザ地区の公衆衛生システムを回復するのは「大変な」任務になるだろうと語った。
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