ジャカルタ - 日本とオーストラリアは、オーストラリア軍が日本の自衛隊および米軍との大規模な共同指揮所訓練に初めて参加することで合意したと日本の防衛省が発表した。
同省によると、木原実防衛相は東京での会談でオーストラリアのリチャーズ・マールズ防衛相と、地域における中国の影響力の増大に言及し、米国との三か国安全保障協力を強化することを約束した。
10月19日木曜日、ANTARAが報じた同省によると、オーストラリア軍は、11月末から始まる「ヤマサクラ」と2月の「キーンエッジ」という2つの日米指揮所演習に参加する予定だという。
木原氏は会談後記者団に対し、オーストラリアの参加は「日本軍、オーストラリア軍、米軍間の指揮統制機能を強化する上で極めて重要だ」と語った。
木原氏はまた、オーストラリア軍と日本の三菱電機との間の共同レーザー技術開発プロジェクトに関する合意を歓迎した。
三菱電機のオーストラリア子会社が関与するこのプロジェクトは、オーストラリア軍の監視能力やその他の能力の向上を支援することを目的としている。
日本とオーストラリアの国防相の会談は、米国の緊密な同盟国である両国が近年、特に東シナ海と南シナ海で中国の軍事的主張が強まる中、安全保障上のパートナーシップを強化している中で行われた。
8月には日豪相互アクセス協定が発効し、両国間の防衛要員の迅速な移動が可能となり、共同訓練や災害救援活動のための武器や物資の輸送制限が緩和された。
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親台湾議員として知られる木原氏は、9月の内閣改造で防衛相に就任して以来、オーストラリアの副首相も務めるマールズ氏と日本の防衛相として初めて会談した。
政府関係者によると、日本とオーストラリアは金曜日、東京で外務大臣と国防大臣を交えた実質的な「2プラス2」の安全保障協議を開催したが、イスラエルと過激派組織ハマスの紛争激化を受けて延期した。
両国は米国、インドとともに経済など分野での協力強化を目指すクアッド枠組みに含まれている。 このグループは、特に中米対立が激化する中で、中国への対抗勢力として勢いを増している。
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