アンカラとエルドアン大統領の支持を受けるNATO事務総長マーク・ルッテ氏:「トルコは影響力のある地政学的主体である」

ジャカルタ - トルコ当局は月曜日、北大西洋条約機構(NATO)の次期事務総長にオランダのマーク・ルッテ首相の立候補を支持することを決定したと発表した。

トルコ政府は先週金曜日、オランダのルッテ首相がイスタンブールでレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した後、NATOに対しルッテ首相を支持すると伝えた。

「NATOの南側はトルコとその指導力を必要としている」とルッテ首相はエルドアン大統領との共同記者会見で述べたと、4月30日付けデイリー・サバ紙が報じた。

「トルコは地域に大きな影響力を持つ地政学的アクターだ。トルコはガザでの戦争を終わらせようと努力している。また、ウクライナでの悲惨な戦争に関連した努力もしている」とルッテ首相は説明した。

エルドアン大統領自身も、トルコの決定はNATOの新リーダーに関する「戦略的知恵と公平性の枠組み」の範囲内であると確約している。

アンカラは、軍事ブロックの新トップがテロ対策に関して「同盟国のニーズと利益に奉仕」し、「EU 非加盟同盟国の感受性」を考慮することを期待している。

ルッテ首相は、西側諸国 31 か国からなる軍事同盟の事務総長としてイエンス・ストルテンベルグ氏の後任に挙げられている候補者の 1 人であることが知られている。

しかし、このポストに就くにはNATO加盟国すべての支持が必要です。現在、他の候補者は公表されていません。

これまでのところ、ルッテ首相は英国、ドイツ、米国から強い支持を受けています。一方、ハンガリーは拒否を表明しました。