ロシア元大統領、日本の軍事化がアジア太平洋情勢を複雑化していると発言

ジャカルタ - ロシア安全保障会議副議長でドミトリー・メドベージェフ元大統領は日曜日、日本の「軍事化」がアジア太平洋地域の状況を複雑化させていると述べた。

メドベージェフ氏は、日本は米国の支援を受けて軍事インフラを拡充し、武器購入を増やしていると述べた。

メドベージェフ首相はタス通信の9月4日のロイター通信を引用し、「日本当局がこの国で新たな軍事化への道を進めていることは残念だ」と述べた。

同氏は「軍事演習は千島列島付近で行われており、アジア太平洋地域の状況を深刻に複雑化させている」と強調した。

先週木曜日、日本の防衛省は、2018年までに防衛費を国内総生産の2%に倍増することを目指し、第二次世界大戦以来最大の記録となる530億ドル、または約8,079億8500万ルピアの来年度予算案を提案した。と、ますます自己主張を強める中国と予測不可能な北朝鮮を挙げた。

これとは別に、ロシアは今年、第二次世界大戦で日本の降伏翌日である9月3日を「軍国主義日本に対する戦勝記念日」と宣言することを決定し、東京からの抗議を引き起こした。

ロシアと日本が複雑な関係にあることは、北海道沖にあるロシアが支配するいくつかの小さな島々(モスクワは南千島と呼ぶが、日本は北方領土と主張している)をめぐる数十年にわたる領土紛争を特徴とする複雑な関係にあることが知られている。

第二次世界大戦末期にソ連が占領した領土を巡る紛争により、東京とモスクワは正式に敵対関係を終結させる平和条約を結ぶことができなかった。