ロシア、イラン、トルコ、シリアにおけるテロとの闘いに協力し、人道支援の増額を呼びかけることに合意

ジャカルタ - ロシア、イラン、トルコは、シリアにおけるテロと戦うために協力し続けることを決意している、とアスタナ・プロセスの3人の保証人は、木曜日にシリアで開催された第18回アスタナ・フォーマット国際会議で採択された共同声明で述べた。

両当事者は「シリアの主権と領土保全を損ない、国境を越えた攻撃や潜入などを通じて近隣諸国の国家安全保障を脅かすことを目的とした分離主義のアジェンダに反対して、あらゆる形態と現れのテロと戦うために協力し続ける決意を表明した」と文書は6月16日にTASS を引用して述べている。

彼らは「シリアの様々な地域で、民間施設を標的にした攻撃を含め、シリアのさまざまな地域でテロ集団とその関連会社の存在感と活動が増大し、無実の命が失われていることを非難する」。

ロシア、イラン、トルコの双方は、憲法委員会の重要な役割を強調し、「憲法委員会のシリアの当事者との継続的な交流を通じて委員会の作業を支援する決意を再確認した。

一方、国連事務総長のシリア担当特使ゲイル・O・ペデルセンは、ファシリテーターとして、その継続的かつ効果的な機能を確保する。「憲法委員会は、官僚的・兵站的な障壁なしに活動を遂行しなければならない。

さらに、保証人は「国際社会、国連、人道援助機関に対し、水や電気の供給施設、学校、病院などの基本的なインフラ資産の復旧を含む、初期の復旧と回復力のあるプロジェクトを通じて、シリア全土で支援を増やすよう求める」。

それだけでなく、両当事者は、シリアの人道状況に対する深刻な懸念を再確認した。彼らは「とりわけ、国際法、国際人道法、国連憲章に反するすべての一方的な制裁を拒否し」、「差別、政治化、前提条件なしに、障壁を取り除き、全国のすべてのシリア人への人道支援を増やす必要性を強調する」。

共同声明によると、シリアに関する次のアスタナ・フォーマット国際会議は、2022年後半にカザフスタンの首都ヌルスルタンで開催される。

参考までに、この会議にはイラン、ロシア、トルコ、シリア政府、シリア反政府派の代表団が出席した。一方、国連、ヨルダン、レバノン、イラクの代表がオブザーバーとして2日間の会合に出席した。