ガザの死者数1万1000人に達、教皇フランシスコ「もう十分です、兄弟たち」
パレスチナのマフムード・アッバス大統領と教皇フランシスコ。(出典:バチカンニュースバチカンメディア)

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ジャカルタ - 世界カトリック教会の指導者フランシスコは日曜日、イスラエル・パレスチナ間の敵対行為の終結を改めて訴え、ガザ地区での死者数と負傷者数が増加し続けていることから、ガザ地区への人道支援の拡大を求めた。

ロイター通信の11月13日の報道を引用し、教皇フランシスコは「兄弟たちはもう十分だ」と述べ、ガザ地区で負傷した人々は直ちに治療され、民間人の保護が保証されなければならないと付け加えた。

一方、教皇フランシスコは、パレスチナ武装組織ハマスが拘束している人質は解放されるべきだとも述べた。

毎週のアンジェラスの祈りの後、教皇フランシスコはバチカンのサン・ピエトロ広場で信者らに対し、武器は決して平和をもたらさず、紛争が広がるべきではないと述べた。

教皇は「パレスチナ人もイスラエル人も含め、苦しんでいるすべての人々に私は寄り添っている」と述べ、彼ら全員のために祈っていると付け加えた。

教皇フランシスコも、イスラエルとハマスの紛争を終わらせるためには二国家による解決が必要だと述べ、人道回廊の創設を呼びかけた。

これとは別に、ガザ当局は日曜、ニュー・アラブ紙からの引用として、包囲されたパレスチナ飛び地でのイスラエル戦争による死者数が1万1180人に達したと発表した。

一方、国営メディアは、死者には子供4609人、女性3100人が含まれ、2万8200人が負傷したと発表した。

一方、イスラエル当局は、10月7日の同国南部地域への攻撃でハマスにより約1,400人が死亡、他240人が人質になったと発表した。


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