ジャカルタ - インドネシア銀行(BI)は、2024年1月のインドネシアの対外債務(ULN)ポジションは4,057億米ドルであり、2023年12月の対外債務ポジション(4,081億米ドル)と比較して減少していると指摘した。
エグゼクティブディレクター兼BIコミュニケーション部門責任者のエルウィン・ハリヨノ氏は、インドネシアの対外債務残高が年間ベースで0.04%(前年比)増加し、前月の2.9%(前年比)の伸びに比べて減速したことを明らかにした。
アーウィン氏は、この減少は官民部門の対外債務の減少が寄与したと述べた。
アーウィン氏によると、2024年1月の政府の対外債務残高は1,944億米ドルで、前月の1,966億米ドルと比較して減少した。
同氏は2024年3月15日金曜日の公式声明で、「年間ベースで見ると、政府の対外債務は0.1%(前年比)増加し、先月の5.4%(前年比)に比べて鈍化した」と説明した。
アーウィン氏は、政府の対外債務残高の減少は、とりわけ満期を迎える政府証券(SBN)の返済が影響していると述べた。
一方、2024年1月の民間対外債務残高は1,967億ドルで、前月の1,981億ドルに比べて減少した。
アーウィン氏は、民間対外債務は年間ベースで2.6%(前年比)の縮小となり、先月の1.4%(前年比)の縮小よりもさらに深くなったと説明した。
対外債務の伸びが縮小したのは金融機関(金融法人)と非金融法人で、それぞれ3.2%(前年比)と2.4%(前年比)の伸び縮小を記録した。
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